住所:岡山県岡山市北区牟佐
6世紀末の築造と推定
墳丘は後世に削られており、墳形はよくわかっていない。墳丘の中心部分に全長18m、最大幅2.8m、最大高3.2mを計る横穴式石室が南向きに設けられている。とても巨大な石を用いていることから、巨石墳と呼ばれている。
円墳
不明
石棺が備中南西部(井原市)産出の石材(浪形石)で作られていることや、旭川を渡る交通の要衝地に位置することから、広範な政治的まとまりを確立した有力者(国造層)が眠っているのではないかと推測される。
石室は両袖式で全長約18mと長いが、羨道には梅雨明けから9月初旬が見頃とされる、ヒカリモを見ることが出来る。